あつやの日々

一日過ごして思ったことや考えたことを話すだけの場所

勝ち組と負け組

こんにちは、あつやです。


たっだいま〜〜〜


約2週間ぐらい投稿が空いたんですけれど、みなさまどうお過ごしでしょうか?


僕はもう現れないと思った方!


僕にジュースを奢ってください


皆さんは挫折したことがありますか?


僕は最近少し心があれた出来事がありました


今回は真面目で行きたいから〜である、〜のだ系で語らせていただきます。




最近、ある友達と遊びに行ったことがあったときのこと、


彼にはネットで知り合った彼女がいて、付き合って3ヶ月ぐらいの状態だった。


僕ははじめに聞いたとき、人並みに嬉しかった。僕達は高3ということもあり、受験なめて


んのかという思いは掠ったが、それよりも友達の嬉しそうな顔が見れて嬉しかった


その日からの遊びに行ってた二日間の僕たちはいつもと少し違った状態だった



彼はとことん運がよく、僕は運が悪かった


新幹線の中でポーカーをした


合計点勝負だと僕は3勝ぐらい、彼は10勝だった


ライブを見に行ったのだが、席は二階の5列目、正直神がかっていた。


彼は問題なくコンビニで夜ご飯を買ったり、お土産を買ったり、ライブのグッズを買った。


僕は、二日間でレジ袋が横から2個破けて商品が飛び出した。


彼はなにもわるいことなんてしていない。よくよく考えたら、僕が今日の学校でそっけない


態度を取った理由なんてないのかもしれない。でも僕は旅行の間考えていたことがある。


こんなにこいつは幸せなのに、学校つまんねえとか、俺の文句ばっかり言うのかよって


彼とは高校も一緒なのだが、彼は学校を嫌っている一面がある。


クラスがつまらない、学校に行きたくない、面白いやつがいない、どれか一つは毎日口にし


ている。それは高校1年も、2年も、3年の今もそうだ。


彼女もいて、ライブを見に行けて、運がよくて、なのに彼は、僕には文句を言うのだ。


つらいものだ


僕はあまり求めるものはなく(学力はタダで手に入るならほしい)、高校にも満足している


僕は学校に文句なんていわない、行きたくないなんて言わない、悪口なんて言わない(疑)


僕は誰かが嫌な気持ちになってほしくないから空気を読み続けた。授業は真面目に受け続け


たのも空気を勝手に読み、従っていた。


先生が悲しんでほしくないから。友達には笑ってほしいから空気を読んだ。もしくは関わら


なかった。関わらなければ空気を読む必要もないから


僕は二日間で、彼の彼女の話を五時間聞いた、彼女と電話しながら一緒に二人でゲームしよ


うと言われた。彼女を置いてけぼりで、僕と彼だけでゲームしようと彼は言う。彼女に申し


訳ないと僕は反対するが、頑なにゆづらない。電話も受験になって彼と彼の彼女がお互い話


せないのがつらいと僕に相談される、俺は彼女とは自然消滅と、勝手に捨てられた二回。


彼はというと彼女は俺よりも多くいた。恋愛相談のプロだと彼は言っていた。(昔)なのに


僕に聞いてきた。僕は一生懸命答えた。彼にはあんまり二人(僕と彼の彼女)で話すなと怒


られた。二日目の新幹線に途中駅の改札口で数分だけ会うと彼らは約束していた。


5分に一回は緊張してきたと朝から言う。無視すると、冷たいと彼は怒る。


僕は謝る。


旅も終盤に差し掛かって、駅の改札口付近に向けて移動していた。流石に疲れたと思い、ラ


イブの影響で喉は枯れていて、話す気力は少しなかった。二日目はだいたい話した内容は


彼女が心配だという話だった。僕はその話には同情することしかできず、彼には「俺のこと


嫌い?」と言われた。僕は笑って「ひどいなおい笑」と返した。



辛かった



もちろん旅には楽しい思い出も多かった。ライブは一生忘れないと思うほどの大迫力で


VR施設に遊びに行き、エナジーボールを投げ合ったり、イカゲームの体験ができたり、地


元ではできないようなことができて楽しかった。


旅行を楽しみたい僕と、彼女の行方を心配する彼とで温度差を感じていた。


大人になるとだいたいこうなのかもしれない。自分の優先順位というのがあって、それぞれ


が楽しんでいくのが旅行なのかもしれない。でもつらいのだ


辛かった僕よりも運がよく、彼女もいて、結果は幸せで終わっていた彼が羨ましい。彼はこ


れからも笑顔で居続けられる日々が待っていて、僕はこのモヤモヤを一生感じ続けて生きて


いくのではないか?彼においていかれるのではないか?僕はすでに負け組なのだろうか?


僕はコツコツコツコツ努力して、十年間で、200万円貯金できたとして、彼は一年で2億


稼ぐ男になっているのではないかと感じてしまう。羨ましい。悔しい。つらい。


でも、彼はすごいのだ


彼はたとえ社会全体が暗い未来になっていても、彼は切り抜けてしまうのではないかと僕は


思うのである。


新幹線で彼と彼女は会うことができた。新幹線の停車時間は駅によって異なって、早くて十


数秒、長くて5分強。直前の停車時間は正に十秒くらいだった。これは厳しいかもしれない


と話をした。でも彼らが待ち合わせる場所はしっかり5分新幹線は待ってくれた。


これが持ってる人なんだと思い知らされた。そして、座席に帰ってきて、彼は泣いていた


嬉しくて。初めて会えて、五分しか話してない。思い出なんてない。旅行なんて行ってない


それでも感動して涙を流し、震えていた。こんなことがあっていいのかよ。


勝ち組じゃねえかよ


心が折れた。俺だったら、泣けるんだろうか?新幹線は五分も待ってくれるんだろうか?


そう考えたら、そう思えない自分が情けなくて、惨めで、苦しくて、はずかしい。


彼はすげえ。敵う気がしねえ。彼の才能と、その才能をもつにふさわしい人柄に心折られた


旅行でもあった。


僕は、いつか自分一人のレールを開発して、自分で少しずつ進んでいく未来がどこか


に待ち受けているのだろう。僕は勝ち組ではない。だが、負け組と決まったわけではない。


負けきった負け組として、負けようともがいた人間になろう


そう心に誓った今日である。